生まれてから何年もアトピーに苦しんできましたが、最近人に気付かれないくらいになって生活にもほとんど支障をきたさなくなってきました。
今は塗り薬もごく稀に塗るだけで過ごせています。
そんな私が元々抱えていた症状は以下のかゆみでした。
頭、顔(特に目の周り)、耳、背中、腕、足、指。結構いたるところが赤く腫れ上がっていました。
そう、私は顔を含め全身がかゆいタイプです。肌も乾燥肌でフケも出やすい体質です。
辛い症状が改善されるために、ネット上でいろいろ調べ上げ徹底的に調べ、100個以上のことを試しては、失敗を繰り返し試行錯誤してきました。そこで最も効果があった治すためにおすすめの方法16個をお伝えしようと思います。
では治すために行ったことをまとめとして書いておきます。
先に簡単にまとめますとアトピー改善のために大事な事は大きく分けて3つ!
食事、保湿、人工物遮断!
では詳細をお伝えしていきます。
①綿100%のモノを身に着ける。
基本中の基本ですが、合成繊維はNGです。ウール、アクリルなどは絶対ダメ。ポリエステルは比較的ましかもしれませんが、綿が一番です。
私も以前はポリエステルなど多かったですが、下着やインナー、パジャマも綿にしました。無印良品やグンゼに綿100%のものが多いため愛用しています。
<p”>パジャマとしておすすめなのはかなり高いですがパジャマ工房もお勧めです。
②洗濯洗剤を自然のものにする
これは身に着けるという観点で上記と似ていますが、かなり重要です。
実は私は十何年も合成洗剤を使ってきました。CMでやっているような有名な製品です。
しかし毎日肌に身に着けるものですので、原則せっけんのみでできているものを選びましょう。私が長年色々試した結果、一番良かったものを参考までに紹介します。
こちらに変えてからかなりかゆみが減りました。若干高めですが詰め替え用は500円ほどですのでおすすめです。においも自然ですし、汚れも良く取れます。
薬局でも売っているところはあります。内の近くの西友やマツキヨでおいてあります。(ただAmazonのほうが安い)
あと柔軟剤に関してですが、アトピーの人が使うとほぼほぼ悪化するので控えたほうが良いです。
ただこちらのミヨシせっけんで洗うと、柔軟剤なしで柔らかく仕上がりますので一石二鳥です。
③湯船は熱すぎないお湯で
熱い湯船に入ったあと(ひどい時は最中に)、やたら肌が痒くなるなあと思っていました。後々調べたら熱いお湯は良くないということを知り、今では39度くらいの湯船に浸かり、毎日入るのはやめました。
熱いお湯に浸かってしまうと、血管が拡張してしまいかゆみの原因になるようです。
また、肌にダメージがおよんでしまい、うるおいが失われてしまいます。
④えごま油かアマニ油を摂る
私たちが考えている以上に、油がアトピーに与える影響は甚大です。悪い油をとると、ほぼ間違いなく痒くなっている実感があります。
酸化しているかどうか以外に、油には種類があります。
主に「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」の3種類。
オメガ6は一般のサラダ油とか、ごま油で体には良くないとされています。オメガ9(オレイン酸)はオリーブオイルなどで、サラダ油などより体に良いです。残るオメガ3(アルファリノレン酸)。これは非常に体に良い油です。えごま油やアマニ油がこれにあたります。
「オメガ3」は「オメガ6」(リノール酸)による悪いを抑制する働きを持っています。実はこのオメガ3系のαリノレン酸が、アレルギーも抑制する効果があります。
今はスーパーでもamazonなどでも取り扱いがあります。私は下記の「毎日えごまオイル」を2日に一回ほど飲み物やサラダにかけて飲んでいます。こちらを飲み始めてかゆみが安定してきました。
ちなみに体の中でDHAに変わるため、頭の栄養にも良いようです。
この毎日えごま油だと小分けになっているので、酸化されないというのがメリットです。こちらでなく、スーパーで1000円近くで売っているものでも問題ないと思います。
飲む目安はスプーン一杯くらいでいいでしょう。頻度は酷いときは毎日。そうでないときは2日に一杯くらいを飲んでいます。体にいいからといって取りすぎは良くありません。
加熱には適していないので、加熱する料理にはオリーブオイルを使いましょう。
えごまとアマニ油の違いですが、基本は同じだと思って頂いて良いですが、アマニのほうがやや味にクセがあります。
直接飲むより食事や飲み物に合わせてとるほうが、効果が高いです。
下記の商品は1日サイズが小分けになっているので、酸化が防げてより体にいいです。
⑤早寝早起きをする
当たり前中の当たり前で申し訳ないですが、ものすごく大切です。なるべくゴールデンタイムである、夜10時から朝2時までは眠るようにしましょう。
とはいっても毎回早く寝るのは大変ですので、私は12時には寝るようにしています。
アトピーだけでなく疲労回復やハゲ防止、口内炎、胃腸、精神病、その他アレルギーにも影響があります。
⑥シャンプーとボディーソープを優しいものに変える
これに関してはものすごく大切です。シャンプーが合わないと髪に白いフケが出たり、場合によっては、寝ている間にかきむしり血が出たりしますからね笑。
私は肩に白いフケが積もって大変でしたが、だいぶ楽になりました
シャンプーが合わないと顔も赤くなったりするので重要です。
私は何種類もシャンプーやボディソープを試してきましたので、その中で良かったものはこれですね。
一番おすすめはやはりこのコラージュフルフルシャンプーです。
こちらに変えて2週間から1か月で、フケがだいぶマシになりました。高いので初めから詰め替え用を買って、100均のボトルに入れてもいいと思います。
すっきりとしっとりがありますが、乾燥肌にはしっとりがおすすめ。私はこのシャンプーでないとフケが出まくります。。
ボディーソープはミヨシせっけんメインでたまにフルフルを使っています。
タオルは使わず下記の無印の泡立てボール(200円くらい)で泡立てて基本手洗いしてます。そうすることで濃度を薄目に使ってもしっかり洗えます。
ちなみに昔は100均のボディータオルを使ってましたが、このボールのほうが全然よいです。
大と小がありますが、私は大がお勧めです。
⑦アルコールを控える
いくら洗剤を変えても、睡眠を変えてもこれを飲んだら台無しになります。
アルコールを摂取すると体がほてるのでかゆくなり、また理性が弱くなるため本能のまま掻いてしまいます。
掻いたところはさらにまた痒さが増すため危険です。
私はアルコール摂取を抑えるために、お酒弱いキャラで通しています笑。
飲んでもせいぜいサワー程度。基本ソフトドリンクです。
⑧カフェインを極力控える
カフェインは大敵です。特にコーヒー、チョコです。絶対ダメではないですが、食べ過ぎないようにしましょう。チョコは砂糖も多いため2重に危険です。
胃腸にも悪影響のケースが多いため、コーヒーに限らず紅茶なども極力やめておいたほうがよいでしょう。
⑨人参ジュースを飲む
にんじんはアトピーに良いと有名ですが本当です。 私はたまにジューサーでにんじんジュースを作ります。2日に一回くらいがちょうどよいと思います。
基本は面倒なのでこちらで済ませます。
ストレート果汁です。調べたらこちらはアメリカ産のにんじんらしいです 。 自分で作ったにんじんジュースのほうが健康ですが、毎回作るのは大変なので。
もっとおすすめは以下
富良野にんじん果汁100%です。ジュース一本ににんじん2本分を使用しているそう。 飲みやすくお勧めです。前篇で紹介したえごま油と一緒に摂ると良いと思います。
ただ、えごま油は体質によっては、お腹がゆるくなることがあります。量をほどほどにすると良いと思います。 小さじ1杯くらいが目安です。
⑩ホホバオイルを塗る
乾燥肌の方に特におすすめ。私は色々は保湿クリームやオイルを試してきましたが、9割は肌に合わず、痒くなりますが。
しかしホホバオイルだとかゆくなりません。人間の脂に近い成分らしいです。 使い方のコツとしてはお風呂上がりにタオルで拭く前に2,3プッシュ(人によっては1プッシュでも十分)して体に塗ります。それだけで全身塗れます。
その後タオルドライします。 そこまでタオルにべとつきませんし、においもそんなにしないので気にならないと思います。
アトピー歴が生まれてから現在だった私が調べたところ、風呂上りにどれだけ体を保湿できるかが極めて重要だという事です。 毎日続けるとかなり潤ってきます。それに伴いかゆみも減ってきます。私はこちらを使っています。
保湿には必須。
spa hinoki オーガニック ホホバオイル 100ml 【エコサート&コスモスオーガニック認証】
⑪症状がある程度緩和するまであえて脱ステロイドしない
基本的にステロイドの常用は、体に良い影響は及ぼしません。
ですが、 アトピーは痒みを抑えない限り傷が付いてしまいます。傷がつくとさらに痒くなり、かくことでさらに痒くなるという悪循環になります。
ある程度緩和するまでステロイドを塗り、上記の方法と合わせて落ち着くまできちんと塗って落ち着かせてください。
⑫乳酸菌を摂取する
アレルギー体質の人にとって、腸の環境が症状に大きく左右します。 それを改善するためにヨーグルトなどでも良いのですが、ヨーグルトにはデメリットが幾つかあります。
1 体が冷える
2 日持ちしない
3 毎日食べるのは飽きる
そこでお勧めなのがサプリです。サプリの種類は腸に届くものであれば何で良いです。日本製ですと安定のビオフェルミンですね。
このブログは、別に怪しい商材を売るつもりじゃありません笑 薬局より安く売っていることが多いです。アマゾンは税込なのでそれも計算に入れましょう。
あと海外サプリはコスパの面でよりおすすめです。日本語表示があり、かつ注文から1週間程度で届くiHerb(アイハーブ)というサイトがオススメです。
⑬ マルチビタミンを摂る
ドラッグストアで売っているものが十分です。「ディアナチュラ」のマルチビタミン&」ミネラルが小さくて小分け可能ですしお勧めです。
粒が大きくても問題なければ添加物が少ないネイチャーメイドがお勧めです。
特に効果的なビタミンはビタミンC、ビタミンBです。これらは水溶性のためある程度取り過ぎても問題はないです。(取り過ぎがいいと言っているわけではないです)
⑭爪を短くして研ぐ
食事や生活習慣を改善しても、傷が多いうちは掻いてしまうことは絶対にあるため、爪を短くしましょう。ただ短くするだけではだめです。 というのも、切った食後は爪が鋭利になっていて、皮膚を傷つけてしまいます。
私は以前は100均一のやすりを使っていましたが、このやすりを使っています。(100均ので十分かとも思います。)
洗面所で使うと、粉が飛ばずそのまま流せるのでお勧めです。
ブラジェク ガラス爪やすり 90mm 両面タイプ(プレーン)
⑮クリーニングには極力出さず自宅で洗う
私はずっと気づきませんでしたが、クリーニングに出したスーツやコートなどを着るとかゆくなります。
実はクリーニング屋さんでは、水ではなく油を使って汚れを落としています。この油が、どうもアトピー持ちにとってはNGのようです。 私もなるべく家でミヨシせっけんなどを使い洗うようにしたら、かゆみが収まってきました。
カーディガン、スラックス程度ならミヨシせっけんの脱水なしで洗えます。 ワイシャツはアイロン不要のものがたくさんありますので、私は自宅の洗濯機で洗っています。
⑯ゴールデンタイムに寝る
人間の睡眠で特に成長ホルモンが出ている時間というものがあり、それが22時から朝2時の間です。この間に肌や内臓の修復が行われます。
最低でも24時には寝るようにしましょう。
⑰辛いものの摂取を控える
代表的なものが唐辛子です。この辛味成分がかゆみを伴う物質を分泌させてしまいます。おかずに一味や七味をかける癖のある方は注意しましょう。また、これらが含まれている料理もなるべく控えましょう。
たとえば、キムチ、担々麺、麻婆豆腐、カレー、高菜、辛子明太子、チリソースなどは極力食べないようにしましょう。
⑱糖質の摂取を控える
こちらはアトピーに限らず、体に悪影響を与えます。まず糖質の代表格の一つとして、砂糖があります。ただ、フルーツなどに入っている果糖はフルクトースと言って自然の糖のため問題がそこまでないです。ただお菓子などに入っている白砂糖など人工的なものが特に問題。
お菓子だけかといったらそうでもなく、特に炭酸などの甘い飲み物、アイスなどにに大量に入っています。注意しましょう。
なぜかというと果物などのフルクトースは血糖値の上がり方が緩やかなのに対し、人工的な砂糖は急激に血糖値を上げてしまうからです。下記にも記載しますが、血糖値の急激な上げ下げは内臓に大きな負担をかけてしまいます。
また、過剰な砂糖摂取は胃腸にダメージを与え、体のビタミンを消費させてしまいます。
そういった諸々の結果、かゆみが慢性的におさまらないといったことになるのです。糖質という意味では、お米、パン、麺などの炭水化物のとり過ぎも良くないので、大盛りとかは極力控えましょう。
⑲小麦の摂取を控える
上記の糖質と似ていますが、炭水化物の中でも特にアレルギー持ちにとってよくないのはズバリ「小麦」です。
小麦は一気にお米などと比較しても一気に血糖値を上げてしまいます。これが体に負担をかけてしまいます。(糖尿病のあリスクにもなりそう)
また、糖質だけでなくとっっても厄介なのが、小麦に含まれているグルテン。最近その体への悪影響っぷりが有名になりつつあります。
このグルテンはパン、ラーメン、ピザ、パスタ、うどんなどに含まれており、あらゆるアレルギーや生活習慣病、肥満などの原因になるとされています。
最近はグルテンフリーといって、グルテンが入っていない食べ物が話題になっていますよね。小麦すべてを食べないというというのは、極めて困難のためなるべく食べないようにするを目指しましょう。
⑳.ゴシゴシ洗わない
お風呂に入る時にどうやって体を洗っていますか?上下に強くこすったりしていませんか。また、ザラザラしたタオルなどを使っていませんか?
こういった洗い方をしていると、皮膚を傷つけ、本来体を守るために存在する肌の脂膜がなくなってしまいます。 そのせいで体の中によろしくないものが間から侵入してしまいます。
体を洗うときはできればタオルではなく、手で洗うのがベストです。お風呂用の泡だてスポンジみたいのが巷には売っているので、それを使えば比較的楽に洗えます。
まだ、強くゴシゴシせず上から下になでるように洗っていきましょう。ある程度の汚れはお湯で落ちますから。
㉑.熱い湯船に入らない
熱い湯船もよろしくありません。痒み成分を刺激し、体をかいてしまうことで、さらにかゆくなるという悪循環になります。39度くらいを目安にすると良いみたいです。
また入浴剤を使う場合は、銘柄選びにかなり注意したほうがいいです。私の場合、たいてのものが痒みの原因になるので、敏感肌用とかアトピー用のものをおすすめします。
ちなみに、いろいろ使用した中で一番良かったのはこちら。
森林の香りと、さわやかフローラルの香りがありますが、フローラルが断然お勧め。森林の香りは結構癖がありました。
大手の商品なのに、なぜか薬局で見たことはない。。アマゾンは神だわ。。
参考:http://www.skincare-univ.com/article/000249/
といった感じです。
以上、色々駆け足でお伝えしてきました。
これらすべてを実施するのは難しいかもしれませんが、アトピーに関していい影響を及ぼすものばかりですので参考にしてみてください。
ちなみに乳酸菌に関してですが、ビオチンやアシドフィルス菌が良いとのも意見もありますが、私はあまり効果を実感できませんでした。
とはいえ効果がある方もいるかもしれませんのでご参考程度に。
色々と書いてきましたが、「こちらに書いていることがすべての人に効くか」と聞かれればそんなことはないとは思います。
結構な割合の人には効果が出ると思って記事を書いてはいますが、人によってシモンの形が違うように、人によって体のつくりは様々です。
つまり、体が違う以上、対策も変わってくる部分もあるということです。その店をご了承いただけますと幸いです。
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