麺屋武蔵(めんやむさし)。
東京近辺に住む人で、ラーメン好きであればまず知っているであろうお店。今やいたるところにある麺屋武蔵シリーズの本店である。今回は数年ぶりに来訪してきた。
この何年もの間、色々な人気ラーメン店に行ってきたので、武蔵がたとえ昔食べた同じ味のラーメンであっても、今回は違う感じ方になりそう。なお、前回食べた時は安定感のある美味しさだなーといった印象がある。
さてと、改めて今回はレビューしてみることにする。
事前情報によると、昔ほどではないが店内はかなり混み合うらしかった。私が行ったのは土日の12時ごろ。
新宿西口より人混みをかき分けてテクテク歩く。
いざ到着!
おっと、外に待ちはない!
ただ、油断していた。中に入ってみると2名ほど待ちがいた。後で調べてみると店内で結構な数のお客さんが待つ形式のようだ。
店内は広いため、カウンターに座っているお客さんの後ろに背後にずらーっと人が並ぶパターンになっている。
私がちょうど座ってからものすごい人が入ってきて10人くらいが背後に立っていたよ。
わたしとしては食べているときに後ろに立たれることになるのでこのスタイルは好きでないのだが。「早く食え〜、早く食え〜」と背中から殺気さえ感じていたよ。。おそらく勝手な妄想なのだろうけど。
店内に並ぶのは、外に行列を作ると周りの通行人とかの迷惑になるからの配慮でしょう。
メニュー
入り口左には食券機がある。
左上にデカデカとあるのは、
・武蔵ラーメン(1,100円)
・武蔵つけ麺(1,100円)。
中々いい値段しよる。武蔵がついてるメニューは角煮多め、煮卵、その他の具も多めといった感じ。いわゆる特製ラーメン的な立ち位置だね。
普通のラーメン・つけ麺というのはなく、当店でそれに当たるのは
・角煮ラーメン(900円)
・角煮つけ麺(900円)
になる。
麺の量は無料で選ぶことができラーメンは並か大を選べます。
つけ麺は並・中・大を選べます。
つけ麺のほうが自由に麺量を選べるお店が多いけどなぜだろう。つけ麺のほうがスープ量が少なく低コストだからだろうか。知っている人がいたら教えて欲しい。。
話は少し前後するけど、列で待っている間に食券を渡し、数分後着席。水をもらい、キッチンを眺めているとなんか言っているのが聞こえて来るよ。なんか大声でなんか言っているよ。
「セイ!!シャーシャーー!!セイ!!」
(゚o゚;;
どうやら湯切りの時に言う掛け声みたい。必ず言うルールになっているみたい。そういえば武蔵って元気系の接客だったっけと思い出す。
店員は多く、合計で4名ほど。
そんなこんなで「セイ!シャーシャー!セイ!」を5回くらい聞いただろうか。いよいよ着丼。
具は大きめの角煮、ネギ、メンマ、のり。
丼のサイズは小さめ。
まずスープだ
実にしっかりした醤油色だ。油は結構浮いている。さすが動物系ミックス。
麺や武蔵公式サイトによると
スープは鶏ガラと豚骨を主体とした「動物系スープ」と、かつお節、煮干しでとる「魚介系スープ」のダブルスープとなっております。
とのこと。
スープをすすってみると、「ふむ」。さすが掛け声をかけて湯切りしただけある(棒読み)。
醤油の味がしっかりする。その中でやはり動物系が強い。特に豚系が強いね。その背後に煮干しを感じる。
身近な何かに例えるとすると、うどんの出汁に動物系と煮干しを足した感じ。身近すぎて逆に冷めちゃう?
なお、、気づかないかもしれないがかすかにゆずが入っている。
中々バランスのとれたスープだ。そして全体的な味のテイストとしては和である。洋ではない。
お次は麺
麺は平たく、うどんみたいに太く、とてももちもち。ラーメンでは珍しい麺である。どうやらつけ麺の麺と同じみたい。
豚の角煮は柔らかくも油多め。メンマは細切りタイプだった。
卓上にはティッシュと七味。あと、スープ割りがポットが置いてある。水と間違えないように注意。
周りを見渡すと武蔵ラーメンor武蔵つけ麺1100円を頼んでいる人が多い。あの食券機の並びだったらたしかに武蔵ラーメンを押しちゃうよねー。でも美味しいから許すけどね。安定感はあるね。
ラーメンと同じくらいつけ麺を頼んでいる人も多い。
なお濃厚さを求めるならつけ麺がお勧めですよー。
PS.掛け声録音したとけばよかった(だめでしょ)
店舗情報
住所: 東京都新宿区西新宿7-2-6K-1(ケイワン)ビル1階
アクセス:新宿駅西口徒歩5分
営業時間:11:00~22:30
電話番号:03-3363-4634
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